中嶋正之の鉄道映像
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260 予讃線「愛ある伊予灘線」(2022.9.17)
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260 予讃線「愛ある伊予灘線」(2022.9.17)
JR四国の予讃線は、瀬戸内海と宇和海に沿って香川県高松市の高松駅から愛媛県松山市の松山駅を経て、愛媛県宇和島市の宇和島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)であるが、このほか愛媛県内の向井原駅から内子駅までと、新谷駅から伊予大洲駅までの支線を持つ。この内子駅を経由する線は松山と - 伊予大洲駅間を結ぶ短絡ルートを形成しており、多くの列車は内子を経由する路線となっている(図1)。
図2が松山駅に表示されていた予讃線の路線図である。特急などは内子線を経由して時間短縮を実現している。なお、人気の観光列車「伊予灘ものがたり」の運行開始にともない、この観光列車が風光明媚な海岸線を通過することから、この祖先を「あいある伊予灘線」とよぶようになったようである。
また2016年2月よりキハ54系気動車の内外装に愛媛県のマスコット「みきゃん」や愛媛県南予地域のマスコットおよび名所が描かれたラッピング列車「おさんぽなんよ」(列車名は一般公募により決定)が運行されている。これは同年に開催される「えひめいやしの南予博2016」に合わせて企画されたもので、車体はみかん畑をイメージしたオレンジと緑のツートンカラーとなっている(図3)。図4は車内の様子である。
一方、乗車を間違わないようにするためであろうか、内子線にはことなるラッピングがなされている(図5)。
図1 路線図
図2 松山駅に掲示されていた路線図
図3 ラッピング列車
図4車内の様子
図5 内子線のラッピング車両